Common ground

メディアの影響なのか、耳に残りやすい変わった言葉を聞くことがあります。草食系男子、コミュニケーション能力など。また、インターネット上でも使われる独特の言葉、ネットスラングというものがあります。例えばリア充。これらは本来、一定の場所・空気の中で使われていて、それなりの文脈がありました。しかし、一般に浸透すればするほど、人々が誰でも使うようになるほど、その文脈は失われ、やや言葉の意味が変容してしまったり、本来の意味が失われてしまうことがあるのではないでしょうか。

リア充、オタクというのも、私が知った頃とは変わってきたように思います。(記憶違いなのかもしれませんが。)オタクというと、今はアニメやマンガに興味あったり、プログラミングをしているだけでそう扱われるようです。リア充は、ほとんど恋人がいるということを指しているのに近いニュアンスで指していることばしばしばなように思います。もともと、定義付けして使われているわけではないので、曖昧になっていくのも仕方ないことですが。

「ぼっち」といいますが、本当に一人ぼっちであるというよりは、誰でも感じるような孤独感を感じるときに使われているように思います。

 

”コラム後記、「草食系男子」” http://www.tito.e.u-tokyo.ac.jp/Mainichi_Keizaikansoku_20110120_kouki.pdf
“ネットスラングの一覧とは (ネットスラングノイチランとは) [単語記事] – ニコニコ大百科” http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

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