悩むことは誰でもありますよね。
「サブリミナル・インパクト」を読んでいて、ハッとすることがありました。ななめ読みなので、誤解してるところや本とはズレているところがあるとおもいます。読後、頭に残っているのは次の3つです。
・悩み、行動は自分の無意識がよく知っている。
・答えをすでに無意識で知っている。
・自分のことは自分がよく知っているとは限らない。
僕が小学校のころのこと。「神様のような目に見えない絶対的な権力者によって、自分は生まれた時から操られているのではないかと不安になることがある」と友だちが言った記憶があります。布団に眠れなかった時に深く考えてしまってそうなるんだとか。本を読んでいて、これは無意識のことじゃないか?、と思いました。
「小さい子どもが好きな異性に対してちょっかいを出す」のは、本当に相手のことが好きだからこの行為をしているのでしょうか。もしかして、内心「嫌い」だと思ってないのかな。また、「◯◯をするのが好き」「将来は◯◯がしたい」と言っていたはずが、だんだん行動が変わってきたりします。たとえ自分の頭ではまだ好きなつもりでも。これも無意識なのでしょうか。
周りの人が自分の気持を完全に知ることはないかもしれませんが、行動は見ることができます。そこから、周りの人は「この人はこう考えている」と推測する。人はやることと言葉が一致しないことがあります。その時に私は言葉でなく行動で人を判断するようにします。裏返せば、人からどう見えているのか。
この本、けっこうインパクトある本でした。
“[書評]サブリミナル・インパクト 情動と潜在認知の現代(下條信輔): 極東ブログ” http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/06/post-b7f9.html